カエルはなぜ両生類? 爬虫類との違いと、「両生」という言葉の由来
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カエルが両生類に分類されるのは、幼生(オタマジャクシ)はえらで呼吸して水中で暮らし、成体は肺と皮膚で呼吸して陸上でも暮らす、という二つの生き方をひとつの生涯で経験するからです。「両生」は「水陸の両方に生きる」の意で、ギリシャ語の amphi(両方の)+ bios(生)をそのまま訳した言葉です。
では、この言葉はどうやっていまの意味に落ち着いたのか。以下では amphi+bios の原義から、プロティノス、トマス・アクィナス、リンネ、ヘッケル、そして日本語に「両生類」という訳語が生まれた1874年の田中芳男『動物学初歩』まで、言葉の来歴をたどります。